蟹は海底に生息するため、まずは生け簀にいれて体内に残っている泥等を吐き出させます。そして、生きた状態で蟹を茹でると自ら足を切り離してしまうので、一度しめてから茹で上げます。茹でる時は高温を維持し、薄塩で一気に茹であげることで、旨みが凝縮してよりおいしくなります。
茹でがにの味を大きく左右する「塩」がおいしい商品をつくる最大のポイントです。弊社では、塩を独自のブレンドで調合し、蟹の甘味を十分引き出す為、海水より薄い塩分濃度で一気にゆであげた「かに」を提供させていただきます。
越前海岸は、陸からすぐに水深が深くなり、カニの生息域である水深200メートルから300メートルの漁場が漁港から目と鼻の先にあり、若狭湾からは、段々畑のように徐々に水深が深くなっています。ズワイガニは成長段階に応じて、生息する水深を変える為、良好な環境で育ったカニを、身が弱らないうちに、漁獲してすぐに港に持ち帰ることができる絶好の漁場です。
